なるべく香川産の地元素材を選んでいます。
香川が無理なら四国、四国が無理なら北海道等の国内産素材を使用しています。
ナッツ類は国産が手に入りにくいため外国産になりますが、本場ドイツや、トルコや米国等の品質管理の行き届いたもののうち、できる限り無添加のものを選んでいます。
小麦粉は、通常のお菓子に使う薄力粉としては香川産の「さぬきの夢」の石臼挽きの粉を100%使用しています。
普通の薄力粉よりも若干灰色がかっていますが、この灰色に美味しさが詰まっています。そして本場のドイツ菓子と似た食感も産み出しています。
シュトーレンに使う強力粉は香川県産と北海道産のブレンドになります。
卵は、三木町の卵屋さんに毎回買いに行きます。
全種類の卵で試作した結果、一番ドイツ菓子に合うと感じた卵を好んで使っています。
バターは100%国産で、主に北海道産バターです。
マーガリンやショートニング等、植物油を原料とした油脂は使いません。
チョコレートは最高品質といわれるフランスのヴァローナ社のクーベルチュール・チョコレートを使用しています。
そのほか、三木町で作られている地元素材(いちご、はちみつ、黒豆 等)を生かして新しいお菓子ができないかと日々探索中です。
当店のお菓子は、年々材料費の高騰するバターやナッツを贅沢に使い、更にお菓子には欠かせない粉と卵も厳選しております。
結果、商品の値段も上がってしまっておりますが、なるべく価格を抑えるべく、そして地球環境に配慮する意味もあり、簡易包装にさせていただいております。
お祝いごとやプレゼント、クリスマスなど、ちょっと華やかにしたい等ございましたら、通信欄にその旨ご記載ください。
また、のし紙のご要望についても少量発注のみご相談承っておりますが、ラッピング・のし掛けにつきまして繁忙期などはお断りさせていただくこともございます。
ご要望の際は、どうぞ日数に余裕をもってご相談くださるようお願い申しあげます。
副材料とは、例えばジャムやドライフルーツのように、素材そのままではなく、既に手を加えてある材料のことを言います。
市販のものには添加物など余計なものが含まれていることがありますが、当店はできるだけ自家製にすることで余計な物が混じらないようにしています。
当店のお菓子はナッツを贅沢に使用しているものも多いですが、ナッツ類は皮つきを仕入れ、使う度に粉に挽いています。
使う直前に挽くことでナッツの香りが広がる美味しいお菓子になります。
シュトーレンに入れるドライフルーツのラム酒漬けは、なるべく無添加のドライフルーツを使用し、種類によっては生のフルーツから乾燥させて使用するものもあります。
通常、市販されているドライフルーツには漂白剤などが使われていることが多いので、この心配もありません。
ゆくゆくは、頻繁に使うラズベリージャムやローマジパン(アーモンドと砂糖のみで作る、ドイツ菓子には欠かせない副材料の1つです。そのまま食べてもおいしいですが、生地に練りこんだりお菓子のセンターに忍ばせたりと和菓子でいう餡子のような役割があると思います。)も自家製にできたらと思っています。
作業中は異物混入を防ぐために、白衣・ネット帽子着用を厳守します。
そのほか、必要に応じて手袋も着用します。器具の洗浄にも入念に配慮しています。
材料は大量仕入れはいたしません。材料費は上がりますが、必要な分を都度仕入れ、いつも鮮度の良い材料を使うことを心がけています。
出来た製品は冷凍してから販売するようなことはいたしません。
当店は基本的に受注生産のため、お客様から依頼を受けた分だけつくり、在庫は持ちません。
高温・多湿はお菓子にとって大敵なため、夏場は菓子販売はお休みさせていただきます。
その間は、新しいお菓子の試作や研究・買付け等を中心に行い、より皆様によろこんで頂けるドイツ菓子店を目指したいと思います。
当店は、本場ドイツで修行を積んだ職人が伝統的ドイツ菓子の製法を心がけながら、香川の材料を中心に再現することをモットーとしています。
日本ではあまり馴染みのないドイツ菓子ですが、ドイツ菓子の中にはナッツたっぷりで、ねっちり・がっしりとした食感があり“噛めば噛むほど味が出る“お菓子が数多く存在します。
見た目はシンプルなものが多いですが、だからこそ優しく味わい深いお菓子になっているのがドイツ菓子の魅力だと思います。
当店では1つ1つ心を込めて丁寧にお作りしています。
皆様に喜んでいただけて、また食べたいと思っていただけるようなお菓子をつくり続けていきたいと思います。
グリュースゴットのドイツ菓子を是非ご賞味ください。